パーカー処理

パーカー処理加工例

パーカー処理加工例

1915年にParkerらにより実用、発展したことからパーカーライジングと呼ばれることが多いです が「燐酸塩処理」の代名詞です。
燐酸亜鉛や燐酸マンガンの水溶液中へ処理品を浸漬することにより、防錆のためあるいは塗装下地の目的で処理を行います。液中の燐酸イオンと反応して燐酸亜鉛、燐酸マンガンの水に溶けにくい水和物結晶皮膜が成長します。

弊社の燐酸塩処理の特徴

  • ・燐酸亜鉛の厚膜タイプで単独防錆用を主目的にした皮膜です。
  • ・一度受注されたお客さまが固定のお客様となることが多いです。 (材料と熱処理の性状が判っている強みがあるため、部品に応じて、きめ細かい処理が出来ます)従来の処理で満足頂けないことがありましたら是非お試しください。
  • ・勿論、塗装の下地としても優れた効果を発揮します。

対応事例

生産設備製造メーカー(東京)

お悩み他社の業者にて処理した所、袋穴の薬品残留が原因で錆の様なシミが発生しており困って いた。

ご提案弊社で再処理させていただき、処理後の薬品除去を丁寧に行う事で、シミも出ずにご満足いただけました。
いわゆる袋穴には薬液が残留しがちです。処理中の揺動もそうですが、処理後エアー吹き等で丁寧に
薬液を取り除くことが大切ですね。